ハートの小物を持つ医師

原因は何?

以前は老人性イボと呼ばれ、加齢によりできても仕方がないと思われていました。

脂漏性角化症とは皮膚の良性腫瘍のことです。以前は老人性イボと呼ばれ、加齢によりできても仕方がないものと思われていました。また高齢者は現在ほどこの症状を気にする人も多くなかったようです。そこでできてしまったら放置している人も多かったのですが、中にはがんの前段階の状態である日光角化症や悪性黒色腫の場合もありました。これらは素人ではなかなか見分けることができませんので、実は医師による診察を受ける必要があったのです。しかし最近では高齢者の中にもスキンケアに気を使う人が男女問わず増えてきたことから、脂漏性角化症になると皮膚科で見てもらう人も徐々に増えてきました。さらに脂漏性角化症になると見た目が老けて見られることから、今では手術により除去してえもらう高齢者も少なくないようです。

脂漏性角化症の今後の治療方法について。

ところで脂漏性角化症の場合は治療方法によって、保険適用か保険適用外か対応が分かれます。例えば電気メスや金属メスによる外科的手術や液体窒素による凍結治療の場合は、保険適用の対象になります。しかしレーザーによる治療方法の場合は、保険適用外になる場合もありますので注意が必要です。いずれにしても美容目的の場合は保険適用外と判断される傾向にあり、治療費も大きく変わってきますので注意が必要です。ちなみに液体窒素による凍結治療とは、患部を液体窒素で凍結させてカサブタを作ることで、1〜2週間後にはカサブタが取れると同時に脂漏性角化症の患部を自然に除去する方法のことです。一方レーザー治療ではレーザーを皮膚に照射させて、根本的に脂漏性角化症を取り除き再発を防ぎます。レーザー治療の場合は液体窒素とは違い削る深さを調節できますので、より繊細に治療を行うことができます。今後はレーザー治療も液体窒素治療と同じく保険適用になることで、一般の人も安心して高度な脂漏性角化症の治療を受けることが可能になると予想されます。